山 行 報 告 【記 長谷川】
2005・9/23〜25 会津 吾妻連峰縦走 メンバー 根来、長谷川、尾藤(OB)



明月荘 弥兵衛平の夕日 竜胆と草紅葉 弥兵衛平からの夕日 紅葉



湿原と縦走路 五色沼の紅葉 西吾妻山を望む 池塘と竜胆 明月湖



【コースタイム】

23日
大宮8:02⇒米沢⇒白布温泉⇒天元台スキー場12:10→人形石13:10→東大嶺分岐14:40→名月荘15:00〜15:20→15:50→名月荘16:10

24日
名月荘6:45→東大嶺7:10→昭元山8:00→家形山11:00→一切経山11:45→酸ケ平避難小屋12:00〜12:30→浄土平13:05〜13:20→仙水沼14:20→塩川出合15:10→男沼15:50→土湯温泉17:10

25日
土湯温泉8:27⇒福島9:46⇒東京11:30


【23日】
 白布温泉は霧の中。ロープウェイ、リフトを乗り継いで1810mまであがってしまう。人形石までは遠回りの道を行く。時々雨が落ちてくる。視界は全然ない。人形石で昼食をとった後、東大嶺に向かう。

 天気が回復基調で時々きりが晴れ、池塘を配した湿原が広い尾根に点在するのが望める。藤十郎のピークをトラバースし、東大嶺の緩やかな登りが続く。オヤマリンドウの青い花が草紅葉に映えて美しい。

 分岐より木道を下りるとすぐに明月荘に着く。金名水まで今晩と翌朝の水を汲みに行く。まだ早いので弥兵衛平湿原まで散歩に行く。広大な湿原である。初めは「貸切だぁー」などと言っていたが、次々と登山者が訪れ小屋は超満員となる。

 食事の支度をしていると窓から夕日が射してくる。湿原まで写真を撮りに行く。「まだ大丈夫だヨ」などといっていたが、夕日は地平線にズンズンズンと沈んでいってしまった。時の流れが実感できた初秋のひとときであった。


【24日】
 霧雨の中の出発となった。何も見えないのでいいペースで歩く。昭元山で小休止の後、烏帽子山、ニセ烏帽子山、兵子を越え家形山に向かう。頂上で急に山容が変わり岩礫状の風景になる。

 急な道を下ると左に五色沼が霧の中に幻想的な風景を醸し出している。一切経山を越え酸ケ平避難小屋で昼食。浄土平に降りたがバスは2時間40分待ちということで、土湯まで下ることにする。

 一面の霧で下降点がわからないのでビジターセンターで道を聞く。吾妻小屋の分岐を過ぎると道は左に大きくトラバースしている。樹林の中の緩やかな道を下ると霧の中に仙水沼があらわれる。

 このころから雨は本降りとなる。塩川出合で道は対岸に渡る。ところどころ崩れた道を行くとようやく男沼に着く。あと少しで林道である。雨の中、舗装道路をテクテク土湯まで歩く。もう暗くなってきた。


【25日】
 昨日ようやく見つけた宿は快適であった。朝風呂に入って朝食を摂り、バスで福島駅へ向かう。